c1957-1978 Wedgwood ”Beaconsfield”ウェッジウッド「ビーコンスフィールド」P.ウォールの代表作のひとつドッグウッドなのに秋向き？リー・シェイプ定着させた名作彼の作が大好きです★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。★常時50点内外を出品中。他のものもぜひご覧ください。★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。（freeway@deluxe.ocn.ne.jp）ウェッジウッドが1957年から1978年まで製作したピーター・ウォール（Peter Wall）デザインの「ビーコンスフィールド」（Beaconsfield）のトリオ。サラダプレートが無くなったので、B&Bサイドプレートとのトリオです。サラダプレートのトリオは14,000円。同じ未使用品で、小さなサイドPが何で５００円高いかというと、サラダ・トリオの出品価格を間違っただけのこと。従来価格はこれです。最近書き過ぎぐらいですが、ピーター・ウォールはチーフ・デザイナーのヴィクター・スキレーンや女性デザイナーで絵師のミリセント・タプリンらとともに仕事をしていて、素晴らしい業績を残しています。バックスタンプがグリーンの壺で、３段の同じ長さのレタリングがあるバックスタンプの時代。この時代のボーンチャイナ製品の標準カップの形は梨を逆さにしたPear Shapeを発展させたCoupe（クーペ）シェイプ。梨シェイプというのは、彼の「ナポレオン・アイビ―」に使われた形。何故それが「クーペ」になったかと言うと、あれを転がすと幌馬車の幌に見えるからだそうで。ホント？クーペは1939年にサヴォイ・ホテル（Savoy Hotel）のためにデザインされたものの、1954年まで製品は作られなかった。史料がないので確かなことは言えないが、この導入にもスキレーンが関わったことは十分考えらえます。そのクーペの後釜として、1910年に登場したままずっとお蔵入りしていた「リー」（Leigh）を起用。タプリンと1953年に合作したリー・シェイプの「ストロベリー・ヒル」が1956年に英国工業デザイン大賞を得て、華々しくリーの時代がスタートしています。ピーター・ウォールはその代表作殆どがクーペからリーに移行して全作大ヒットさせています。スキレーンの「リッチフィールド」や「サンタ・クララ」などもリーがありますが、その製作期間が極めて短かったようで、ウェッジウッド・ファンでもスキレーンのリーのことをご存じない方も多いようだ。出品リストにある「アシュフォード」のリーは、だから貴重なんですよ。「ビーコンスフィールド」の白いハナミズキ（Dogwood）が薄くて静かで、とてもいい。出品者は「スプリング・モーニング」とこれを「対」と考え、「春夏にはスプリング・モーニングを」「秋冬にはビーコンスフィールドを」なんて言って、勝手にキャンペーンしていました。ハナミズキも春の花ですよね。当方そんな「理科」にはお構いなし。どこか寂しい風情が魅力だし、秋にはこれを使いたいという勝手な印象操作でした。Beaconsfieldはバッキンガムシャーにある町の名。ここは有名な古戦場であって、ピーターは、多くの戦士が戦い倒れた古戦場のイメージをハナミズキに託した。寂しいイメージはそこから来ているわけです。出品者が「秋向きカップ」と主張するのも故なきではない。「理科」よりは、「社会」の方が好きだったですし。因みに、Dogwoodとは、この木を煎じて作った液を犬に塗って皮膚病を直したからと伝えられているとのこと。「ホホウ」と、理科は嫌いだが、犬好きだからちょっと頷いてしまいます。1953年「スターフラワー」「ウッドバリー」。1955年「グリーンウッド」「ビーコンスフィールド」。1958年「ペンサースト」「アイビーハウス」。1957年「スプリングフィールド」等々がピーターのデザイン。常時全品を揃えたいのですが、なかなか難しい。出品者がピーター作品が好きなことは分かっていただけますね。ピーターの作が好きでありながら、出品者はあの「ハサウェイローズ」もまた彼の絵だったことを最近まで知らなかった。その恥かき話はまた後日。カップの高さ６．５ｃｍ、口径８．５ｃｍ。ソーサーとサイドプレートの直径はそれぞれ、１４．５ｃｍ、１５ｃｍ。すべて新品からストックされた未使用品。当方の出品物に関心ある方はＨＰのレアアイテム「受注リスト」をご覧下さい。お探しのカップに関するお問い合わせもこちらからどうぞ。HP こちらから、どうぞほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー２ で作成しました + + +No.108.001.002xvpbvx