京商製の精密なダイキャストモデルになります。通常版より一回り上のグレードであるハイエンド版になります。モデルカーコレクターの中では有名な話ですが、京商がフェラーリのライセンスを持っていた時代の最後の作品です。契約切れギリギリのタイミングまで設計していた為、製造がずさんになり、当時塗装、組み立てが雑だと揶揄されました。正直今出回っている通常版のほとんどがフロントの塗装荒れが酷かったり、リトラクタブルヘッドライトが上がらなかったりと難を抱えております。ただ、少数だけリリースされたこちらのハイエンド版に関しては、懸念されている塗装荒れに関してはほとんど見られません。通常版との違いとしてはトランクバッグの追加、内装、エンジン周りの部分塗装、各種エッチングパーツの追加などがございますが、それで定価が1万円以上違いましたので、ボディの塗装工程も若干違った可能性がございます。また、非常に目立つリアバンパーのネジ穴はハイエンド版ではしっかり塞がれております。各ギミックも正常に稼働いたします。暗所保管品ですので、本体、外箱ともに美品です。鏡面仕上げ、劣化防止の為に下記工程を行いました。・研ぎ出しタミヤコンパウンド(仕上げ目)→ハセガワセラミックコンパウンド・艶出しハセガワコーティングポリマー→タミヤモデリングワックスライセンスの兼ね合いから今後リリースされることはまずありえませんし、テスタロッサのミニカーとしては最も良くできたモデルです。お探しの方はこの機会に是非。