YAMAHA Cシリーズの上位機種として、また名器とも称されるG-100の中でも、単板製造である(恐らく製造時期も旧い)No.G-100になります。ヘッド部分のロゴマークも珍しいです。単板の技術を鑑みると、当時の価値にしても極めて稀少です。演奏効果的には、ふくよかな倍音と、ガット弦に最適の温かみある音色が特徴です。1967年-製造の商品のため経年劣化や瑕等はあるものの、比較的丁寧に扱われており(弾いた正味年数が少ない)、パーツの欠損等はありません弦倉(糸倉)は3弦、5弦にひびがあります。また3弦、6弦は張っていません。4、5弦は極めて緩めてあります。(古い弦を張っていますので、適宜交換をお願いします。)表板の松材は50年を経て割れることもなく均等に乾き、低音弦も深みと複雑さをもった倍音を豊かに聞きます。(低音弦は巻き弦のため錆が亙っていますが、弦を緩めてベース音を鳴らした場合にても、驚くほど響きます。)←全体にシンプルな構造ですので、ピックアップをつけて改装などしても実力を発揮できると思います。大切に保ってきた楽器なので、梱包を厳しく行いたい為にこの値段とさせていただきました。持ち運びに適した軽いソフトケース(ノーブランド)を附属します。